奥鬼怒スーパー林道
MTBツーリング
2010年7月4日(日)開催

午前5時 掲示板「雨が止んでいるので今日のツーリングを開催します。」

午前6時 掲示板「雨が降ってきたので今日のツーリングを中止します。 

  しかし、一応現地に行ってみます。」

 

そんな書き込みを見たら、どうします?

中止だから諦めますか?

それとも一応、集合場所まで行ってみますか?


7月4日はMTBツーリングの予定でしたが

朝5時の開催発表時は降っていなかったものの、

集合時間(6時)には本降りでした、、。

これは中止しても仕方がない、誰も文句は言わないだろうと思いました。

しかし、集合場所である宇都宮は雨天でも

それを知らずに現地:奥鬼怒の集合場所まで行って「みんな来ないなぁ」と待っている人が

もしかしたらいるかも知れません。

もしかしたら向こうは雨が降っていないかも知れないし、、。

 

雨天でも諦めきれないメンバーが、集合場所のカントウに9名(大出も含めると10名)に集まり、

最悪、走れなかったら温泉だけ入ると言う事で

現地へ向けて出発しました。

8時45分に現地到着。

現地では、、、晴れてる?

現地集合者4名と合流して、13名でツーリングしてきました。

 

少人数、しかも、小雨でも走るぞと「やる気満々」なメンバーばかりだったので

かなりペースは速かったです、、。

途中で小雨に降られましたが、身体がびしょ濡れになるほどでもなく

火照った筋肉をクールダウンするのに、ちょうど良い感じでした。


2010年7月4日(日) 雨

雨天中止を発表しつつも現地へ向かうメンバー。

大出の運転するカントウの社用車、通称カントウバスに同乗するのは

ジャイアント1号渋谷さん、ジャイアント2号村上さん、コメンサル久保寺さんの3名。

他には、コメンサル田村さんの運転するクルマに、ラッカス劔持さん、

我妻さんの運転するクルマに、向田さんと仁平さん。

合わせて9名です。

 

もしも現地が雨で走れなければ、

8月のイベント予定している林道入口の下見をするとか

温泉だけ入って帰るとか、

いろいろな話をしていました。

今市まで来たとき、、、

太陽の光が差し込み、空は雲の切れ間に青空が見えました。

途中、立ち寄ったコンビニで昼食を買い

もう気分は「絶対に走るモード」になってました。

 

川治まで来ると、また小雨が降り始めたり、

さらに山奥まで行くと、太陽の光が差し込んだり、

かなり不安定です。

目的地の女夫渕温泉まで来てみると、やや降っていましたが

すぐに雨は止んでしまいました。

9時を過ぎたら天気がだんだん良くなってきて、、、

出走の準備が始まりました。

今回はXC的ウェアで参加の久保寺さん。

なんだか、いつもと違う〜!!

 

ここで先に到着していたクライン田崎さんと合流しました。

少し遅れてコナ長谷川さん、コメンサル青木さん、スカルぺル中野さんも到着しました。

 

今日の参加者は、この13名です。

あれだけ天気が悪かったのに、

中止って書いておいたのに、集まってきました。

 

9時30分ころ、、。

予定より30分遅れでスタート。

天候が崩れる可能性が高いので、ヤバイと思ったら引き返す作戦です。

今日は無理をしないで行きます。

なんて!

宣言していたら!!

晴れているうちに行けるところまで行ってやろう!と

序盤から猛スピード、、、!!!

マジですか?

 

ちょっと切れたけど、ジャイアント2号村上さん。

ヘルメットの上に付いているのは、CCDカメラです。

どんな映像が録画されたのでしょうか?

(後日、この動画を見せていただきました。ありがとうございます)

林道の入り口には一般車両の出入りを禁止するゲートがあります。

自転車は問題ないので、くぐって通り抜けます。

このゲートくぐりが、意外と難しいのです。

 

一番最初の短いトンネルを全員通過。

この奥の加仁湯温泉までは送迎バスが通っているので

路面状況は良いです。

しっかりと硬く締まった砂利道で、道幅も広いです。

緩やかな登り坂を、延々と登り、、、

いや、今日はずいぶんペースが速いんじゃないの? 

ビンディングペダルにしてきて良かった〜!

主催者(大出)が付いていけないと、立場が無いですからね〜。

 

途中の休憩地点「またぎ熊五郎の水」で

いつものごとく休憩。

いつもより走行ペースが速いことは、誰もが解っているのですが

やせ我慢しているのか「ペースが速いからもっとゆっくり行こう」などと

言う人はいません。

みんな、負けず嫌いだなぁ。

そういう時こそ、ペースを落とすよう全員に促すのが、

理想的な指導者なのでしょうが、

あいにく主催者の大出も負けず嫌いなので、

そんな事は絶対に言いません(爆)

 

不幸中の幸い(?)

田崎さんのバイクがスローパンク気味なので

休憩時間を延長して、チューブ交換をしました。

この修理時間がちょっとした休憩になりました。

パンク修理終了〜!

疲労回復したメンバーが、またもペースアップで爆走!!

今日のツーリングは、一体どうなっているのか、、。

 

10時30分

予想を大幅に超えるペースで加仁湯へ到着。

スタート地点から、約7kmを約1時間だから、平均時速は7Km/hです。

登りなのにこのペースは、まったくの初心者には堪えたらしい、、。

まぁ、それは当然でしょう。 

初心者3名のうち、我妻さんだけは加仁湯で待機となりました。

加仁湯には無料で楽しめる足湯や、河原の散策も楽しめるので

ちょっとした時間つぶし&疲労回復には最適です。

他のメンバーは、7Km先にある山頂のトンネルまで目指します。

しかし、ここから先は路面が悪く、しかも登り勾配がキツクなるのです、、。

 

「もしかしたら熊でも出るんじゃないの?」

 

「まさか〜!!」

 

「誰か、熊よけの鈴を付けていたよね、、。」

 

とか、言いながら道を登っていくと、

次のコーナーに、

黒くてもじゃもじゃした物体が、数体うごめいていますっ!!!

 

「うぉおおおおおおお!!!!!!!」

 

「く、熊っ!!!???」

 

「いや!鹿かっ!???」

 

「違うっ!!カモシカだ〜っっ!!!!!!」

 

熊じゃなくて良かった、、。

カモシカは身軽にガードレールを乗り越えて、崖下へ走って行きました。

ほぼ絶壁なのに、、、。

スーパーテクニックです。

運良くこのカモシカを見れたのは、集団の先頭にいた数名だけでした。

 

さらに先へ進むと、

怪しい物体もありました。

銀色の保護シートの下にあるものは、、、、、

「口蹄疫で殺された大量の牛が廃棄されているのかも」

いやいや、それは無いでしょう。

きっと世間に知られてはまずいけど、理由あってここから動かせない物が隠してあるに違いありません。

燃料切れの宇宙船とか、、?

他国にナイショで作っちゃった日本製の最終兵器とか、、?

あるいは不発弾?

物々しい保護に、シートをめくる勇気が起きませんでした。

 

驚いたことに、今回レンタルMTB「テキサス5号機」で参加している向田さんが速いです。

聞けば、MTBは今回が初めてとか、、。

スカルペル中野さんとほぼ互角に登っていきます。

しかぁし!!!

向田さんは、ビンディングも使っていないし、

テキサス5号機は15年前のGT「RTS−2」で、サンツアーXCコンプ21シフトだし、

どう考えてもスペック的に不利なのです。

さらに、重めのギアでゆっくりとペダルを回している、、。

よくその重いギアで、登れるなぁ!

時々、彼のような天性の素質を持った自転車初心者に出会って驚かされます。

 

11時20分。

やはり予想よりも、ずっと早く、山頂トンネルへ到着。

すでに渋谷さん、向田さん、中野さんたちが、到着していました。

あと一歩、及ばなかったか〜!!

今日はどうしちゃったのか、みんな速いです。

 

たどり着くなり倒れる田村さん。

轢かれちゃうぞ。

 

トンネルにたどり着いた頃は天気が良かったのですが、

雨雲が広がり始めました。

まだちょっと早いけど、昼食にします。

雨が降り始めたら、すぐに撤収するつもりです。

トンネルからは、ものすごく冷たい風が吹いています。

まるで効き過ぎた冷房です。

暖かいカフェオレで乾杯。

大出はディパックの中に、飲料水2Lとガスバーナーや、果物ナイフなど

いろいろな物を持ってきていました。

使わないものもたくさんあったけど、それらは「バラスト」として役に立ってます。

 

昼食中に雨が降ってきましたが、

幸いすぐに止みました。

もう、ぐずぐずしていられません!

昼食はそこそこに、トンネル探検をして

この場を撤収します。

まずは、栃木県側のトンネル入口。

さっきの雨のせいか、モヤが出ています。

このトンネルは県境を越えているので

途中に県境があります。

 

トンネル内は電気が通っていないため真っ暗です。

モヤのせいで、写真も真っ白です。

実際には真っ暗なんですけど、フラッシュの反射でこんな感じになります。

トンネルの中間地点付近に、県境を示すプレートがありました。

フラッシュでまた白くモヤがかかってしまいます。

県境プレートは反射素材なので、真っ白に光ってしまいます、、。

こうやってみると、ものすごく普通な空間みたいに見えますが、、。

実は真っ暗なのです。

フラッシュを使わないで撮影したのが下の写真。

ほぼ同じ場所ですが、どこに誰がいるのか

ほとんど解らないでしょう。

ちなみにこれでも画像を解りやすくするため露出を調整しています。

真っ暗な世界でのMTBツーリングは、ちょっと異次元?

しかし、ライトの光は頼りなく、

幻想的、とか言っているほど余裕は無いのです。

なにしろ出口の光がまったく見えないくらい、

長いトンネルですから、、。

 

ここで熊と出会ったら、大変です。

幽霊などとも出会いたくありません。 

反対側の出口、群馬側よりトンネルを望む。

こちら側はかなり雨が降っていました。

本来、天気が良ければこの下まで約10kmを走って

群馬県側の奥鬼怒スーパー林道の起点を確認する予定でした。

今回は雨だったから、行けなかったのは仕方がないです。

またいずれの機会に、群馬県側を走破してみたいですね。


トンネルに入ってすぐ。

群馬県側はあまりモヤが無かったので

フラッシュをつけても白っぽくなりませんでした。

途中からは、やはり霧が出てしまって

真っ暗で、真っ白になってしまいました、、。

 

12:20。

トンネルの栃木県側へ戻りました。

このまま一気に下まで走ります。

幸い雨は、ほぼ止んでいます。

下り坂では、かなり身体が冷えるので

持ってきたウィンドブレーカーなどを、防寒着を羽織ります。

さすがに7Kmのダウンヒルは永い!

一気に駆け降りる予定でしたが、途中で休憩しました。

路面はまだ乾いているので走りやすいです。

下りが始まって、先頭集団を引っ張っているのはコメンサル軍団です。

コメンサルMeta6の田村さん、Meta5.5の久保寺さん、同じく青木さん、そしてMeta5の大出。

この先はバトルでした。

 

かつて、ジョン・トマックが言った名言

「レコードラインは、タイヤ1本ぶんの幅しかない。」

高速でダートを駆け降りながら、どのラインを通れば一番速いか推理します。

 

今走っているラインより、あとちょっとイン側の方が速いかな?

でも、倒し込みすぎて転んでしまう可能性もあるから

もっと大きくアウト側に、しかしスピードは落とさずに曲がったほうが速いか、、?

ベストなラインは当然1本しかないので、それを見極めるのです。

 

他人と同じラインを走っても、同じように速く走れる訳ではありません。

レコードラインは、走る人の技量によって変わります。

今の自分が一番速く走れるベストなラインが「レコードライン」となるのです。

それを見極めるのが、ダウンヒル・ツーリングを楽しむコツです。

 

入り口にある林道入口ゲートに到着。

路面は濡れていますが、雨は降っていません。

ゲートの管理人さんは、小屋に入ったままでしたが

通り過ぎる時にこちらを確認していました。

 

自動車やバイクは通行止めの奥鬼怒スーパー林道ですが、

自転車とハイカーは問題なく通れます。

まるで多額の税金を使って作られたサイクリングコースです。

自動車は滅多に通らないので、とても快適でした。

 

この先の橋の下に加仁湯があります。

ここで休憩しているメンバーと合流するため、

加仁湯まで降りてみました。

しかし、探しても見つからず、、。

ケイタイに連絡しても出ません。

まぁ、疲れたようだったから、

先に自動車へ帰っているのかも知れません。

ここにMTBが置いていないのも変だし。

 

小雨が降り始めたので

みんなで駐車場へ戻ることにしました。

「これで加仁湯に取り残されていたら、かわいそうだね。」

まさか、、、。 

小雨は止んで、また蒸し暑くなります。

帰りは下り基調なので、体力的にはラクです。

背中の荷物も軽くなったし。

途中で小さなヘビがいました。

このままじゃ、轢かれてしまうので

道路脇の薮へほうり投げてあげました。

 

いろいろあって、駐車場へ到着。

案の定、加仁湯にいたはずだけど先に駐車場へ到着しているだろうと

予想していたメンバーがいません。

電話をかけてみると、まだ加仁湯にいました。

さっきの加仁湯で、もっとよく探せば良かったのです。

ああ、失敗。

午後2時すぎ。

全員が無事に駐車場へ到着したので、ここで一時解散。

希望者は、お楽しみの温泉へ行きました。

今回は、湯西川温泉です。

水陸両用バスが、ちょうど到着したところでした。

他のメンバー達はすでにお風呂へ行っていたので

残っていた田崎さんと大出で、じっくり観察してきました。

この巨大な図体の割に、後方の小さなプロペラで水中を進むのですが、

館内で放映されているビデオの水上走行シーンを見ると、

ものすごく速いので驚きです。

入水するところと、上陸するところを見てみたいですね。

この湯西川道の駅は、東武鉄道「湯西川駅」でもあります。

1Fが売店、東武鉄道改札、2Fが休憩所、温泉となっています。

今まで「奥鬼怒スーパー林道」の帰りに寄った温泉の中では、

最も理想的な温泉でした。

次回からは、この温泉にします。


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