|
温泉でくつろぐ大作戦? |
サイクルマラソンは、サイクルショップカントウが主催するサイクリングイベントです。
レースではありませんので、誰でも参加できます。
伴走の自動車に同乗しても失格にはなりません。好きな場所から再スタートも出来ます。
リベルタスクラブの会員は無料でサイクルマラソンにご参加戴けます。
「今年のサイクルマラソンは、大出さんが走って下さい。
自分は伴走で参加したいです」
いつもなら集団の先頭を走る田村さんからの申し出に、ちょっと戸惑いながらも
今回は距離が短いから、遅い大出が走っても大丈夫だろうと
この申し出を、ありがたく受けることにしました。
田村さんは最近ヒザを痛めてしまい、激しく自転車に乗ってはいけないと
ドクターストップがかかっているそうです。
のんびり走れば良いのでしょうが、おそらく走り出したら手抜きはしない彼の事ですから
彼自身も走らないほうが良いだろうと考えての事でした。
「じゃ、謝礼の他に、温泉と昼食はおごるね。」
10/21 天気:晴れ昨日の雨がウソみたい。
いつものごとくカントウ前に集合。
自動車で開催場所まで移動します。
今日のルートは初心者向け。
距離はわずか60Km未満です。
平均時速30Kmなら2時間、時速20Kmでも3時間で終わってしまいます。
午前10時スタートにしておけば、午後1時にはゴール出来て
その後は近くの温泉で昼食にして、みんなでくつろごうと
おきらくに計画していたのですが、、。
集合場所は茨城県緒川村にある「やすらぎの里公園駐車場」。
宇都宮から約50kmの距離なので、上級者達は自転車で現地まで往復します。
今日のルート60Kmプラス往復100Kmの、合計160Kmを走るのです。
やすらぎの里公園は遊び場やバーベQ場も併設した公園です。
管理事務所へご挨拶して、出発です。
今日の参加者
鈴木(隆)さん、塚原さん、赤い鈴木(たか)さん、平石さん、川村さん、狐塚さん、麻生さん、
新免さん、門毛の菊池(一)さん、芦澤さん、佐藤(勇)さん、剣持さん、黒川さん、
新人の菊池(衛)さん、久保寺さん、石川さん、武藤さん、鈴木さん、岡林さん、金子さん、
北島さん、荒川さん、板倉さん、川田(兄)さん、小林(泰)さん、葭田さん、大島さん、
豊川さん、小島さん、大宅さん、青木さん、武井さん、古河原さん、岡田さん、西田さん、
福富さん、佐藤さん、伴走車:田村さん、先導:大出
以上、39名の参加です。
やすらぎの里駐車場を出発すると、とてものどかな風景。
屋根瓦のキレイな住宅が多いです。
自動車はほとんど通りませんから、
まったり走れます。
しかし、コースディレクター大出のイタズラで
すぐに登り坂になりました。
この一山を越えて、風車弥七の墓を見に行きます。
今日は田村さんが伴走車を運転しながら写真撮影もしてくれるので、
大出は自転車に乗りながら、デジカメで参加者の表情を撮影します。
スタートしてすぐの登りに、参加者はビックリ。
しかし、あまり長い坂ではない事が解ると、ほっとしていました。
身体が温まらないうちに下りに入ります。
大出はちょっとケイデンスを上げて、体温を上げようかなと
下りなのにローギアへシフトダウンしました。
激しくゆれる上半身に、背中のポケットに入れておいたデジカメが飛び出してしまいました。
時速40kmで下る大出と、等速度運動で隣を転がるデジカメ。
「しまった!!」
フタが飛び散り、中身の単3乾電池が飛んでいくのが、スローモーションのように見えました。
急停車して、デジカメと部品を拾いましたが、全部は見つかりません。
もはや壊れてしまっているでしょうから、諦めましょう。
接点の折れたメモリーカードと、ボロボロになったデジカメを、サポートカーに預けました。
坂を下り終える手前に、風車弥七の墓はありました。
ここで、記念撮影。
次のポイントは、大福の美味しい「お菓子所ふるさわ」です。
風車弥七の墓より、わずか2Kmの場所です。
とうぜん、すぐに到着。
2月のMTBツーリングでもお邪魔しましたが、
やはりこの近辺まで来たら寄っていきたいお店です。
とりあえず、大福を堪能。
クリーム大福がお奨めです。
お土産用に買った人は、伴走車へ預けます。
次のポイントは、パークアルカディア。
ゴルフ場をいくつか越えて行くと、
パークアルカディアはあります。
まだまだ元気そうな荒川さん。
カメラマンの田村さんに、何か言いたそうなジェスチャーですね。
この先もちょっとしたアップダウンの続く道。
サイクルマラソン初参加の新免さん。
さわやかな笑顔で駆け抜けて行きました。
自動車はほとんど通らない郊外の道路を
集団で走るのはとても楽しいです。
集団の最後に走る板倉さん。
今日はなぜかMTBで参加しています。
パークアルカディア手前の最後の登り坂。
ちょっと道幅は狭いです。
沿道の黄色い野草は、あちこちに生えていました。
周囲のグリーンと相まってキレイです。
パークアルカディア駐車場に到着。
パークアルカディアは、この先の坂を登った所にあるのですが、
今回は立ち寄りません。
ここは、今日のルート全体の約1/4地点にあたります。
自走組の上級者(小林泰さん、川田さん、大宅さん、福富さん、菊池一さん、武井さん)とは
ここで別れました。
すでに11時を過ぎています。
ちょっとペースが遅いかな?
この先の国道118号は、緩やかな登りがずっと続くうえ、
自動車の通行量が多いので危険です。
西を走る鉄道「水郡線」のわき道を探しながら、
裏ルートで行く事にしました。
中舟生駅を過ぎたあたりから、裏道らしき道路が鉄道沿いにあるのを発見。
ここから鉄道沿いに走れば、次の下小川駅まで行けるでしょう。
鉄道沿いの旧街道なら景色も良いだろうし、
自動車も少なくて楽しいはず、、、、。
古い学校の廃虚を過ぎて、
民家が少なくなってきて、
いい雰囲気だねぇ、等とのんびりした風景を楽しんでいたら、、、。
道はどんどん山奥に入っていきます。
大昔の由緒ある街道らしいのですが、
こんな急勾配は、想定外です!!
地元の人に道を聞いてみました。
「ああ、この道を真っ直ぐ行けば、下小川駅には出るよ。
かなりきついけど。」
右に国道118号が見えます。
おそらく右折すれば国道に出られるのでしょうが、
やはり旧道の方が交通量は少ないので安全です。
最悪の場合でも、伴走車があるから大丈夫でしょう。
登りのきつい旧道を進むと、細い峠道になってしまいました。
あまりにも交通量が少ないので、路面には枝や小石がたくさん落ちています。
ここで金子さんがパンク。
たまたま伴走車に積んであった青木さんのホィールを借りて
この場をしのぎます。
修理はもっと広い場所でやらないと、もし他の自動車が来ちゃったら困るからです。
金子さんのパンクしたあたりが、この峠の頂上でした。
先はずっと下りです。
しかもかなり急勾配な下り。
下りが苦手な北島さんと佐藤さんは、自転車から降りて下り坂を歩きました。
下小川駅は、急坂のすぐそばでした。
ここでも記念撮影。
到着予定時間を大幅に過ぎています。
それでものんびりしていて、このペースで大丈夫?
旧道の登りと路面の悪さに懲りたので、
この先からは国道へ切り替えました。
気がつけば、川村さんがいません。
川村さんは、さっきの登りを越えられないと判断して
先に国道で走っていたのです。
後を追う形で国道118号を北上します。
西金駅の手前で12時になってしまいました。
10時にスタートしてから2時間経過ですが、
まだ20Km位しか走っていません。
平均時速10Km!
なのに、こんなに疲れるのはなぜ?
12時30分
国道沿いのコンビニで休憩。
このままのペースではまずいです。
この先は田舎道なので、売店は無くなります。
しかし、途中で昼食を食べる予定は無かったので
準備をしてきた人はほとんどいません。
このコンビニ休憩を最後として、あとは一気に走りきり
ゴールするしかないでしょう。
ここからの後半はペースアップです。
国道から左折して上小川駅前を通過。
ちょこっと売店もあったけど、停まると再スタートが難しくなるので
(キモチ的に?)
なるべく停まらないで走り続けました。
県道32号を走ります。
道沿いに流れる大沢川の上流には、かつて金を採掘していた栃原金山があります。
この川にもきっと砂金が埋まっているはず、、。
栃原金山も時間があれば立ち寄りたかったのですが、
今回はパスしました。
県道32号は信号もなく、快適なサイクリングが楽しめます。
緩やかな登り坂を、どんどん、どんどん、、、どんどん、、、、登ります。
あ〜、疲れたなぁと思っていたら
先に行っていた川村さんに追いつきました。
川村さんは、足を痙攣させてしまい、ちょうど休んでいたところでした。
しばらくは我慢して登っていたのですが、やはり限界を感じて伴走車へ乗りました。
サイクルマラソンはレースではないので、伴走車に乗っても失格にはなりません。
伴走車を運転しているはずの田村さんが、
なぜかロードで走っています。
「荒川さんに、運転を変わってもらいました!」
やはり彼も走りたくなってしまったようです。
その後、初参加の岡田さんをなかば無理やり伴走車に乗せたので、
運転を川村さんに代わってもらい、
荒川さんは伴走車から追いだされる形で、サイクルマラソンに復帰しました。
もともと荒川さんは体力的には余裕があったのですが、
走りたそうな田村さんに代わって運転を引き受けていたのですから
復帰するのは当然なのです。
登っていくと、すぐ山頂になりました。
こんなに近いなら岡田さんを無理やり伴走車に乗せなくても良かったかな?
ここがタバッコ峠です。
ここまで登れば、あとは下り基調なのでラク!
もうすぐ午後2時になりそうなので、ここからラストスパートです。
長い下りを一気に下ると、杉で有名な諏訪神社に到着しました。
しかし、時間も無いし、お腹も空いてきたので
寄り道しないでゴールを目指します。
花立トンネルの手前。
「落車〜!」
後の方で、誰かが叫びました。
戻ってみたら、青木さんの後から北島さんが追突してしまったようです。
ゆるやかな登りの途中だったため、幸いスピードは出ていませんでした。
転んだ北島さんも、ケガは無いようです。
あと少しでゴールです。
気を引き締めて行きましょう。
トンネルを抜けると緩やかな下りが延々と続きます。
疲れ切った表情の鈴木さん。
もう、間もなくゴール。
やった〜、昼飯だ〜!
と、鈴木さんは喜んでいるのでしょうか?
淡々と走る葭田さん。
後半は美味しい物が無くてスミマセン。
予定よりだいぶ遅れて、やすらぎの里へ戻ってきました。
すでに午後2時を過ぎています。
駐車場手前の坂がとてもキツイ。
初参加の菊池さんは、宇都宮から自走して来たツワモノですが、
さすがにこたえたようです。
最後は押して登りました。
予定では、12時30分にゴールして、
この後のんびり昼食と温泉を楽しむはずだったのですが、
そんな時間がありません、、。
昼食&温泉は希望者だけに任せて、カントウバス組みは先に帰りました。
温泉でくつろぐ作戦は、大失敗に終わったのでした。
タイムスケジュールの甘さで、後半はハイペースになってしまいました。
次回はもうちょと上手く時間を配分してペースを作ります。
場所的には良い所なので、ルートを変えればもっと良いサイクリングを楽しめそうです。
田村さんへ
温泉と昼食のおごりは、またいつかの機会にします。